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3月新車販売4.4万台、高級輸入車が押し上げ【図表】(トップニュース)/台湾


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年4月7日_記事番号:T00108302

3月新車販売4.4万台、高級輸入車が押し上げ【図表】(トップニュース)/台湾

 3月の新車登録台数は前月比34.6%増、前年同月比12.0%増の4万4161台で、同月として過去18年で最高となった。従来予想されていた4万台を大幅に上回った。部品の供給不足緩和で大量の輸入車が到着したためだ。中でもレクサスやテスラなど高級輸入車は、前年同月比37.2%増の1万2021台と、過去最高を更新し、域内生産車・輸入車を合わせた新車登録台数全体の27.2%を占めた。7日付工商時報などが報じた。

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 輸入車の新車登録台数は前月比37.4%増、前年同月比30.4%増の2万591台で、新車登録台数全体の46.6%を占めた。

 輸入車の首位は、トヨタ自動車の高級車、レクサスの3265台で、前年同月比50.0%増加した。スポーツ用多目的車(SUV)の「レクサスNX」は1589台と、新車登録台数全体の車種別で5位だった。

 和泰汽車は、輸入クロスオーバーSUV「クラウン」は、3月30日の発売後わずか5日で、1000台近い購入申し込みがあったと明かした。輸入車は、本社からの供給台数が昨年より多く、消費者の購買意欲も高まっているので、今年は過去最高を狙えると指摘した。

 輸入車の2位は、電動自動車(EV)最大手、テスラの2529台で、前年同月比54.9%増加した。新車登録台数全体でも4位となった。SUV「モデルY」は2302台で、新車登録台数全体の車種別2位に浮上した。

中華汽車、12%増

 新車登録台数全体の首位は、トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車で、前年同月比0.4%増の1万3818台(トヨタ、レクサス含む)、市場シェア31.3%だった。車種別で、台湾生産SUV「カローラクロス」が3339台で1位、台湾生産の小型商用車「タウンエース」が1613台で4位だった。

 2位は、中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)で、前年同月比11.6%増の4343台(三菱、CMC、MG含む)だった。台湾生産商用車「CMC Veryca(ヴェリカ)」は1355台で、車種別の7位だった。

 3位は台湾本田(ホンダ台湾)で、前年同月比9.0%減の3092台だった。台湾生産クロスオーバーSUV「CR-V」が1648台で、車種別3位だった。

 4位のテスラに続く5位は、裕隆日産汽車で、前年同月比1.2%増の2393台(日産、インフィニティ)だった。

4月8%増予測

 第1四半期(1〜3月)の新車登録台数は11万1768台で、前年同期比7.1%増加した。

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 和泰汽車は、4月の新車登録台数は、清明節(4月5日)連休があり営業日が少ないものの、輸入車の到着が続くなら、前年同月比8%増の3万8000台が見込めると予測した。

 

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