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台湾初のWiMAX携帯、HTCがロシア企業から受注か


ニュース 電子 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010831

台湾初のWiMAX携帯、HTCがロシア企業から受注か

 
 宏達国際電子(HTC)の同社初となる次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)対応携帯電話は、まずロシアで発売されることになりそうだ。13日付電子時報が報じたところによると、HTCはロシアの通信業者、「Yota」と提携し、第4四半期にもGSM/WiMAXのデュアル携帯「T8290」を量産・出荷する見通しだ。

 Yotaはロシアで初めてのWiMAX事業者で、12月のモスクワとサンクトペテルブルクにおける正式運営の開始を前に、現在テスト中だという。YotaのWiMAX基地局はサムスン、ユーザー設備は華碩電脳(ASUS)とサムスンが供給している。

 HTCのWiMAX携帯「T8290」は、スマ
ートフォン、ダイヤモンドの後継機「Touch HD」を基に3.8インチの大型ディスプレイを採用し、Wi-Fiおよびブルートゥースにも対応する。

 華碩、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、佳世達科技(Qisda)など台湾の携帯電話メーカーはいずれもWiMAX対応携帯電話に着手しているが、製品開発および顧客からの受注進度から見て、HTCの製品が先陣を切って発売されることになりそうだ。