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統宝光電9月売上高、今年最高水準に


ニュース 電子 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010832

統宝光電9月売上高、今年最高水準に

 
 低温ポリシリコンTFT(LPTS)ディスプレイを製造する中小型パネルメーカーの統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)は、9月売上高が前月比15%増の37億9,300万台湾元(約105億円)に達し、今年最高を記録した。同社の売上高はノキア向けが3割を占め、第4四半期に向けた受注が好調だったとみられている。13日付電子時報が伝えた。

 統宝は2007年は連結決算の数字を公開しておらず、前年比は不明だが、ほぼ昨年のハイシーズンの水準だとみられる。9月の出荷量は1,000万枚以上で、携帯電話端末向けが半数以上を占める。業界ではノキアなどの大手ブランドの需要は10月まで続き、その後徐々に落ち着きをみせると予測している。

 友達光電(AUO)もノキアのサプライチェーンに食い込んでおり、9月の中小型パネルの出荷は、前月比9%増で過去最高の2,268万枚に達した。第3四半期では前期比46%、前年比50%成長の6,112万枚に達し、3カ月連続で過去最高を更新している。