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華碩の日本向け製品ウイルス感染、300台を自主回収


ニュース 電子 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010834

華碩の日本向け製品ウイルス感染、300台を自主回収

 
 華碩電脳(ASUS)が7月に発売したデスクトップパソコンの「Eee Box」で、10月2日から日本向けに発売された製品がコンピューター・ウイルスに感染していたことが明らかになり、同社は計300台を自主回収した。13日付工商時報が伝えた。

 感染したウイルスは自己増殖を繰り返すワーム型で、外付けメモリを介して他のハードディスクにも感染する恐れがある。発売直後から購入者により「動作が遅い」などの指摘があり、同社が調査したところ出荷前の製品からウイルスが検出されたという。出荷時点でのPC本体のウイルス感染は異例で、華碩は品質管理のあり方が問われている。

 同社の調べでは、中国の華南工場での出荷時に使用した、検査用ファイルを保存していたメモリがこのウイルスに感染していたという。感染しているのは日本語版のみとしている。