ニュース 電子 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010837
台湾積体電路製造(TSMC)は、米グラフィックIC大手のエヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)から40ナノメートル製造プロセスによるグラフィックICの生産を受注する見通しになった。10日付工商時報が伝えた。
業界関係者によると、エヌビディアは来年、ハイエンド向けグラフィックIC「GT216」、AMDは次世代グラフィックIC「RV870」の発売を予定している。両社は現在量産化に成功している55ナノメートル技術から一気に40ナノメートル技術の採用を目指す。両社ともに年末までに40ナノメートル製品の設計を完了する方針だ。
このうち、AMDは自社のグラフィックIC製造部門を独立させ、2010年から本格生産に入るが、来年は依然としてTSMCに40ナノメートル製品の生産を全量委託する。
一方、TSMCが9日に発表した9月の連結売上高は前月比8%減の293億4,100万台湾元(約908億円)で、300億元の大台を割り込んだ。第3四半期の連結売上高は929億7,900万元で、同社予想レンジの上限(920億元)を上回ったが、9月に入って需要が冷え込んだ。同社人事担当者は、景気低迷に伴う従業員削減は検討していないことを明らかにした。
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