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緯創のノートPC出荷台数、仁宝に接近


ニュース 電子 作成日:2008年10月13日_記事番号:T00010839

緯創のノートPC出荷台数、仁宝に接近

 
 ノートパソコン(ノートPC)受託生産世界3位の緯創資通(ウィストロン)は、宏碁(エイサー)からの受注などで、第3四半期の出荷台数が620万台となり、2位仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の690万台に接近したもようだ。13日付電子時報によると、シェア差を1%まで縮めており、今後逆転する可能性もありそうだ。
 
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 9月に250万台だった緯創のノートPC出荷台数は10月も前月並みを維持し、通年目標の2,100万台を達成できる見通しだ。同社9月の連結売上高は、前月比44.46%増、前年同月比67.79%増の498億1,200万台湾元(約1,540億円)で、過去最高を記録した。第3四半期は1,217億4,700万元で、初めて仁宝(1,181億7,000万元)を四半期ベースで抜いた。

 一方、仁宝の9月連結売上高も、前月比32.23%増、前年同月比10%増の462億5,100万元で、過去最高を記録した。同社9月の出荷台数は、デルのビジネス向け薄型ノートPC「ラティチュード(Latitude)」Eシリーズで出荷が開始したことから、前月比25~30%増の260万台だった。通年目標は2,800万~2,900万台だ。