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「馬陳会談は対等と尊厳が原則」、蘇国安会秘書長が強調


ニュース 政治 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010848

「馬陳会談は対等と尊厳が原則」、蘇国安会秘書長が強調

 
 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長の台湾訪問が迫る中、国家安全会議(国安会)の蘇起秘書長は13日、立法院で「馬英九総統と陳会長の会談における呼称問題」に関する質問に対し、「総統府は必ず『対等と尊厳』の原則を堅持し、人々を失望させることはない」と答弁した。

 蘇秘書長は「馬総統は任期満了まで、あくまでも中華民国の総統である」と強調し、この問題について行政院大陸委員会(陸委会)や台湾側の窓口機関である海峡交流基金会(海基会)と討議中であると発言した。総統府の詹春柏秘書長も「総統は総統であり、馬総統が『総統』を自称しないというのは、メディアの曲解によるものだ」と述べた。

 陳会長の訪台日程については、江丙坤海基会会長との会談が予定されているほか、馬総統や呉伯雄国民党主席、連戦同党名誉主席との会談が実現するかどうかは、海基会と海協会の折衝を待たねばならないとしている。