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作成日：2008年10月14日_記事番号：T00010855
金融機関の再編推進、金管会が意欲
行政院金融監督管理委員会（金管会）の陳樹主任委員は13日、「金融機関の合併再編に以前よりも積極的な役割を果たしたい」と述べた上で、兆豊金融控股と台新金融控股が合併交渉を進めていることを公式に認めた。14日付工商時報が伝えた。
陳主任委員の発言は、財政部と金管会幹部が台新控股の呉東亮董事長と接触し、兆豊金控との合併を打診したとの一部報道を確認する形となった。
陳主任委員は「良い組み合わせであれば、金管会は（合併再編の）実現を楽観している」と述べた。
一方、金管会銀行局は自己資本比率で銀行をランク付けし、同比率が低すぎる銀行を公的管理下に置き、期限内に増資や合併などを求める方向で検討している。ただ、金融不安が拡大する中で、銀行法改正には時間がかかるため、下部法律を別途定め、金管会銀行局に管理を委ねる案が有力だ。
