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統一と味全の乳製品、9月販売が4%成長


ニュース 食品 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010859

統一と味全の乳製品、9月販売が4%成長

 
 統一企業(ユニプレジデント)と味全食品工業企業は、9月の乳製品事業の前年同月比成長率が、それぞれ4.3%、4.6%となった。第3四半期は本来乳製品のハイシーズンであるため、メラミンが混入した中国産汚染粉ミルク事件の影響については、両社とも10月の業績が明らかになるまで待たなければならないとしている。14日付経済日報が伝えた。

 両社の9月売上高は、統一が前年比0.41%減の40億3,200万台湾元(約128億円)で、味全は前年比0.62%増の10億5,700万元だった。

 統一では、昨年から今年にかけて豆乳の売り上げが2割程度伸びており、牛乳価格の値上がり以外にも、汚染粉ミルク事件で消費者が牛乳を避けて別の製品を選ぶ傾向が出ている可能性があると指摘した。

 味全の粉ミルクは台湾市場でシェア10%程度を占めている。販売が停止されているネスレはシェアが4割に達しており、差を詰めるべく販売強化に取り組むとしている。