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スクラップ鋼価格、1週間で3400元下落


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010861

スクラップ鋼価格、1週間で3400元下落

 
 スクラップ鋼の買い取り価格が10月4日からの1週間で1トン当たり3,400台湾元(約30%)急落し、7,900元(2万4,600円)となっている。多くのスクラップ鋼業者で資金繰りが悪化しており、年内に撤退する業者が出るとの観測も出ている。14日付経済日報が報じた。

 スクラップ鋼業者によると、10月に入りスクラップ鋼の1トン当たりの買い取り価格は、▽4日、500元▽6日、500元▽7日、600元▽9日、800元▽10日、1,000元──とほぼ毎日のように下落した。

 過去3年間でスクラップ鋼は急速に値上がりし、一時は2万1,000元の最高値をつけていたが、この3カ月で予想以上の下落を見せており、業者は「3年間で稼いだ分が3カ月でなくなった」と嘆く。どの業者も多くの在庫を抱えて経営が苦しくなっており、業界再編が進むとみられる。