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「三軽」環境評価、中油が追加資料提出へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010862

「三軽」環境評価、中油が追加資料提出へ

 
 台湾中油第3ナフサ分解プラント(通称三軽・高雄県林園郷)の設備更新計画が行政院環境保護署の環境評価大会で却下されたことを受け、同社は経済部工業局、環境保護署と対応を協議し、台湾中油側から追加書類を提出し、2カ月後の環境評価大会で再審査を受ける方針を固めた。14日付経済日報が伝えた。

 同プラントの建設計画は、今年7月31日に第4回審査を条件付きで通過し、環境評価大会で最終的に認可されると見込まれていたが、今月8日の環境評価大会で一転却下されていた。

 台湾中油は地元の健康リスク評価、地下水汚染に関するさらに詳細な報告書類を提出し、改めて環境評価大会の通過を目指す。

 同社担当者は「2項目の評価作業を2カ月以内に終え、次回の環境評価大会に間に合わせたい」と強調した。

 同プラントの設備更新計画は、周辺の林園工業区(高雄県林園郷)、仁大工業区(高雄県大社郷)に進出する石化メーカーの増産計画と密接に関連するため、関連企業は推移を固唾(かたず)をのんで見守っている。