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大衆のWiMAXサービス、11月開始へ


ニュース 電子 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010866

大衆のWiMAXサービス、11月開始へ

 
 次世代高速通信無線規格WiMAX(ワイマックス)の事業免許を持つ大衆電信(FITEL)は13日、基地局15台の設置が完了した澎湖県で、11月から商用サービスを開始する計画を明らかにした。14日付経済日報が報じた。

 厳福心同社総経理によると、澎湖県の基地局はアルカテル・ルーセントから調達したもので、現在は国家通信伝播委員会(NCC)が審査中だ。11月にはNCCから商用サービスの認可を取得し、テスト運営を開始する予定。また、高雄県市でも基地局設置が完了すれば、ユーザーから費用を徴収して正式な運営をスタートさせる考えだ。

 澎湖県を初めてのサービスエリアに選んだ理由は、県市ごとに基地局設置を完了させるというNCCの基準に合致したこと、およびカジノ解禁構想があり商機が見込めるためだ。

 同社では、さらに基地局199台や通信事業者間を結ぶコアネットワーク設備を、アルカテル・ルーセントなどの設備メーカーから調達する計画だ。調達額は5億台湾元(約15億6,000万円)で、主に高雄市で使用する予定。