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中華電信、ネット料金を大幅引き下げ


ニュース 電子 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010867

中華電信、ネット料金を大幅引き下げ

 
 中華電信が光ファイバーを使った高速インターネットサービス「光世代」、モバイル・インターネット、マルチメディア・オン・デマンド(MOD)などの料金を引き下げることを国家通訊伝播委員会(NCC)に申請している。秒速10メガビット(Mbps)の「光世代」サービスは利用料金が現行の月額1,300台湾元(約4,100円)から990元に引き下げられる見通しだ。14日付工商時報が伝えた。
 
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 第3.5世代(3.5G)携帯電話を使ったモバイル・インターネット接続は現行より42%安い同499元、MODとブロードバンド(256kpbs)のセット料金は現行の3分の1以下の同289元に引き下げられる。

 今回の動きは、中華電信のシェアを奪おうと 攻勢をかける台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)、威宝電信(ビボテレコム)に対し、巻き返しを図ることが目的だ。中華電信は他社に契約が流れることを防ぐため、既存顧客に対するテレマーケティングも開始した。

 中華電信によると、同社の「光世代」の契約件数は現在90万件で、年末には105万件の達成が目標。2009~10年で毎年50万件の契約を獲得し、11年には契約件数でADSLを抜くと見込んでいる。