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ソニーのノートPC、広達が受注再開へ


ニュース 電子 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010871

ソニーのノートPC、広達が受注再開へ

 
 広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は来年、ソニーからCシリーズと呼ばれる主力の普及型モデルのノートパソコン(ノートPC)を150万~160万台受注する見通しとなった。ソニーからの受注は鴻海精密工業と2社で分け合う形となる。14日付電子時報が伝えた。

 業界関係者によると、インテルのノートPC向けプラットフォームの発売が遅れたため、台湾メーカーへの生産委託注文も例年より遅れたが、広達はこのほどソニーからの受注に成功したという。鴻海は330万~350万台を引き続き受注する見通しだ。

 ソニーは2005年から06年にかけ広達に毎年40万~50万台を発注していたが、07年には広達、華碩電脳(ASUS)での生産を中止し、委託先をいったん鴻海に一本化していた。

 広達は主要顧客の米ヒューレット・パッカード(HP)からも50万~60万台の追加受注を確保する見通しのほか、米アップルの新型MacBookの受注も見込まれる。広達側は個別顧客に関する情報は明らかにできないとして、具体的なコメントは避けている。