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華碩の大規模増員、金融危機で凍結


ニュース 電子 作成日:2008年10月14日_記事番号:T00010873

華碩の大規模増員、金融危機で凍結

 
 華碩電脳(ASUS)が、下半期に予定していた1,500人の増員計画を凍結したもようだ。大規模な金融危機の影響を見極めることが必要という判断とみられる。14日付電子時報が伝えた。
 
 華碩では既に、パソコン業界の景気が回復するまで、エンジニアを含む人材募集の凍結について社内で指示が出たとされている。
 
 なお華碩は、世界的な不景気のため各部門の人材募集条件を厳しくしているものの、2009年の人材配置についても現在進めており、募集凍結ではないとしている。
 
 華碩は今年1月に分社して以来、ブランド事業を急速に拡大させ、今年は6,000人のスタッフを9,000人まで増やすことを目指して、上半期には台湾大や交通大、清華大などの名門大学か ら、ソフトウエア開発人材の豊富なインドまで、幅広く人材確保に乗り出していた。また、先ごろ侯英豪CHO(最高人事責任者)が下半期も予定通り1,500人の増員を行うと発言していて、リストラの進むIT(情報技術)業界の注目を集めていた。