ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年5月3日_記事番号:T00108730
4月の新車登録台数は前月比13.4%減、前年同月比8.4%増の3万8231台で、同月として過去18年で最高だった。1〜4月累計は14万9999台で、同期として過去10年で2番目の高水準だった。トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車は、高級車レクサスの新車登録台数が倍増し、台湾生産車、輸入車、全体のいずれのカテゴリーでも首位を獲得した。3日付工商時報などが報じた。
和泰汽車(トヨタ、レクサス含む)の4月の新車登録台数は、前年同月比6.0%増の1万3251台で、市場シェア34.7%だった。台湾生産車シェアは20%近く、首位だった。
2位は中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)で、前年同月比1.9%増の3638台(三菱、CMC、MG含む)、シェア9.5%だった。
3位は台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)で、前年同月比16.4%増の2233台、シェア5.8%だった。
4位は、現代自動車(ヒョンデ・モーター)の台湾総代理店、南陽実業を傘下に擁する三陽工業(SYM)で、前年同月比86.6%増の2233台、過去17年で最高だった。シェアは5.4%だった。
輸入車、シェア48.8%
輸入車の新車登録台数は、前月比9.4%減、前年同月比22.1%増の1万8651台だった。新車登録台数全体の48.8%と、前月比2.2ポイント拡大した。
輸入車の首位は、レクサスで、前年同月比93.2%増の3151台だった。シェアは16.9%、3カ月連続で首位だった。
輸入車の2位はトヨタで、前年同月比1.5%増の2523台、シェア13.5%だった。
車種別10位、トヨタ過半
車種別では、上位10位のうち6位をトヨタとレクサスが占めた。
上位から順に、▽トヨタの台湾生産スポーツ用多目的車(SUV)「カローラクロス」、2601台、▽トヨタの台湾生産セダン「カローラアルティス」、1625台、▽台湾本田(ホンダ台湾)の台湾生産クロスオーバーSUV「CR-V」、1435台、▽トヨタの台湾生産小型商用車「タウンエース」、1402台、▽SUV「レクサスNX」、1383台、▽トヨタの台湾生産小型ハッチバック「ヤリス」、1225台、▽福特六和汽車(フォード六和モーター)の台湾生産セダン「フォーカス」、1156台、▽トヨタの輸入SUV「RAV4」、1110台、▽中華汽車の台湾生産商用車「CMC Veryca(ヴェリカ)」、1054台、▽日産自動車の台湾生産小型SUV「キックス」、897台──だった。
5月、20%増予測
和泰汽車は、輸入車の供給が順調で、5月の新車登録台数は前年同月比20%増の3万7000台と予測した。自社の5月の新車登録台数は1万3000台、シェア35.1%と予測した。うちトヨタは1万台以上、レクサスは3000台以上を見込む。
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