ニュース 運輸 作成日:2023年5月10日_記事番号:T00108853
桃園国際空港の運営会社、桃園国際機場(桃園インターナショナル・エアポート)は9日、1月以来の旅客数(入境、出境、トランジットの合計)が延べ1000万人を突破したと発表した。4月の1日当たり平均旅客数は9万1000人と、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の68%まで回復した。23年通年の旅客数は2800万人の予測で、19年の58%まで回復する見込みだ。中央社電などが伝えた。
桃園空港に賑わいが戻ってきた(桃園国際機場リリースより)
桃園国際機場は、22年10月13日に海外から入境後の外出制限「居家検疫」を撤廃するなど水際対策が大幅に緩和され、当時の1日当たり平均旅客数2万1000人から、今年4月23日に9万1000人と、4倍以上に増えており、アジアの主要空港と比べて急回復だと指摘した。また、桃園空港施設内の店舗は4月末時点で、19年の79%が営業を再開した。
静宜大学観光事業学系の黃正聡・副教授は、コロナ前は台湾人の海外旅行3人に対し、海外からの観光客が2人だったが、今は海外旅行者2人に対し、外国人観光客1人の状況だと説明した。23年通年の海外旅行者は800万人以上の予測で、延べ1600万回の入出境が見込め、23年通年の旅客数2800万人の予測は達成できる見通しだと語った。
交通部は、23年の訪台旅行者600万人、24年は1200万人の目標を掲げている。
台湾観光PR役に川口春奈
交通部観光局は9日、日本の人気女優の川口春奈さんを、今年度の日本向け台湾観光イメージキャラクターに起用すると発表した。今年1~4月の海外からの旅行者数は延べ162万7121人で、日本は韓国に次ぐ2位だった。コロナ前の19年に台湾を訪れた日本人は216万人以上。
観光局の林信任・副局長(左)と台湾観光マスコットキャラクターの台湾喔熊(オーベア、右)から川口春奈さん(中)に、パイナップルケーキが贈られた(観光局リリースより)
国際航空路線の運航再開、増便も続いている。台中市政府は8日、台湾虎航(タイガーエア台湾)が台中国際空港~中部国際空港(セントレア)を結ぶチャーター便をはじめ、▽マカオ、▽釜山(韓国)、▽済州(韓国)、▽ハノイ(ベトナム)──の5路線を7月に就航すると明らかにした。
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