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ヤフー奇摩のショッピングサイト、売上高が百貨店規模に


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月15日_記事番号:T00010890

ヤフー奇摩のショッピングサイト、売上高が百貨店規模に

 
 小売業のマイナス成長が続く中、ポータルサイト大手、ヤフー奇摩のオンラインショッピングサイトでは1~9月の売り上げが前年比30%増に達した。通年売上高は97億5,000万台湾元(約307億円)を見込んでおり、域内の大手百貨店並みの規模にまで成長している。15日付工商時報が伝えた。

 ヤフー奇摩では8月にショッピングサイトの運営を委託していた興奇科技を買収し、正式に電子商取引部門として組み入れ、同社サイトを総合的なインターネットショッピングモールとして整備した。これにより今年は30%の売上成長を予測している。

 現在、自社ブランドを持つメーカーの出店を積極的に誘致しており、今後は化粧品や海外アパレル、スポーツブランドなども導入したいとしている。

 洪小玲同社総経理は、ショッピングサイトは台湾の消費者にとって、▽コンビニエンスストア▽スーパーマーケット▽量販店──に次ぐ第4の流通経路となっており、百貨店を超えていると指摘した。100億元以上を売り上げる百貨店は域内でそごう台北忠孝店などの4カ所のみで、既に大手百貨店に迫っている。