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ビジネスセンター世界最大手、リージャスが台湾進出


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月15日_記事番号:T00010891

ビジネスセンター世界最大手、リージャスが台湾進出

 
 各国にビジネスセンターを保有し、レンタルオフィスや貸し会議室サービスを展開する、英リージャスグループ(Regus Group)が14日、台北市信義計画区の新光人寿・曼哈頓金融中心大楼に、同社としては台湾初のビジネスセンターを設置すると発表した。15日付工商時報が報じた。

 リージャスは、景気が低迷する中、企業のオフィス設置コストの節約に商機が狙えるとみており、また中台関係の開放により中国資本が台湾に進出する前に地位を固めたい考えも持っている。

 同ビジネスセンターの総床面積は1,000坪で、各種設備を配備した「インスタント・オフィス」が42室設置され、116組のオフィス用デスクといすを用意する。オープン前に既に25%の貸出しが決まっているという。

 リージャスの経営モデルは台湾の業者とは異なり、デスク数で賃料が決まる。デスク数1~8台のインスタント・オフィスは平均賃料が月2万元(約6万3,000円)となっている。

 リージャスの提供するインスタント・オフィスサービスは、契約期間が最短で1日となっており、台湾での展示会に参加する海外企業や、中南部に本部を構える企業が台北に拠点を設置する上で利便性が高そうだ。