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台湾農林、苗栗県でエコホテル開発


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月15日_記事番号:T00010893

台湾農林、苗栗県でエコホテル開発

 
 台湾農林は14日、米カリフォルニアで「ガイア・ナパバレーホテル」などを経営するガイア・ホテルグループと提携し、台湾初となる環境保護の概念を取り入れた「エコホテル」を苗栗県三義郷工商綜合開発区で開発すると発表した。台湾農林が用地を、ガイア・グループが資金を提供し、2010年に建設許可を取得して着工する予定だ。15日付経済日報が報じた。

 ガイア・グループの張文毅総裁によると、2~3階建てで部屋数120~150室のホテルを建設する計画で、敷地内に植林を行い、人口湖などを備えるという。建設予定地で、台湾農林が開発を進める工商綜合開発区は、総面積26ヘクタールで、そのうちブランド品のアウトレットセンターに2万坪、ホテル建設に1万坪が使用されるという。

 張総裁は台中出身で米国在住40年。米国で2軒の「エコホテル」を経営しており、現在3軒目に着工している。今回建設するホテルへの投資額は1,800万~2,000万米ドルとみているが、「台北の友人会から資金面での援助がある」と語った。

 台湾農林の林金燕董事長は、「今後はガイア・グループが開発を主導し、台湾農林はホテル経営には介入しない」としている。