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台北紡織見本市が開幕、機能とエコ主眼に


ニュース その他製造 作成日:2008年10月15日_記事番号:T00010897

台北紡織見本市が開幕、機能とエコ主眼に

 
 繊維業界の国際見本市、台北紡織見本市(TITAS)が、台北世界貿易センターで15日から開催される。今年は「健康」「エコロジー」「テクノロジー」をテーマに、3日間の会期で3,800万米ドルの商談成立を目指す。15日付蘋果日報などが報じた。
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開幕に先立って、注目製品を披露するファッションショーが開かれた(14日=中央社)  

 主催は中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)と繊維業界団体の中華民国紡織業拓展会(紡拓会)で、内外の250社が500ブースで出展する。紡拓会の黄偉基秘書長は、中国での生産コストが上昇しており、生産基地の再編が始まっていると指摘した。インド企業が初出展するのも、この流れの一環だという。

 黄秘書長によると、高品質の繊維や化学繊維などの需要が高まっている。今年はエコロジーをテーマに特設展示エリアを設け、竹炭やペットボトル、トウモロコシなどを素材にした再生繊維が展示され、また吸湿性や防水性に優れる機能性繊維なども注目を集めるとみられる。

 域内からは台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)や福懋興業(フォルモサ・タフタ)、遠東紡織(ファーイースト・テキスタイル)などの大手や、海外からは日本、香港、中国などの企業が出展する。