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メラミン混入、マレーシア製クラッカーにも


ニュース 食品 作成日:2008年10月15日_記事番号:T00010902

メラミン混入、マレーシア製クラッカーにも

 台北市衛生局は14日、マレーシアから輸入されたバタークラッカー、「Julie’s Crackers」から2.57ppmのメラミンが検出されたと発表した。この製品は既に小売市場で1,000箱(2万パック)以上が流通しており、業者は回収を進めている。15日付蘋果日報などが報じた。

 台北市衛生局によると、メラミンが検出されたのは、保存期限が2009年9月2日の製品。台湾への輸入量は計7,285箱で、在庫の6,203箱は既に当局が差し押さえたという。販売したのは家楽福(カルフール)や大潤発(RTマート)、松青超市(マツセイ)、頂好超市(ウェルカム)など量販店やスーパーマーケットで、これらの業者では、既に商品を撤去し、販売されたものについては返品に応じるとしている。

 同局では、マレーシアで製造された同製品に中国から輸入された原料が使用されているかどうかは分かっておらず、調査中だとしている。また、これまで菓子類などを対象に行ったメラミン含有の有無についての検査結果を、ウエブサイト上で一般に公開している。