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台北市に「金融特区」構想、3カ所指定へ


ニュース 金融 作成日:2008年10月16日_記事番号:T00010924

台北市に「金融特区」構想、3カ所指定へ

 
 邱正雄・行政院副院長は15日、台北市をアジアの金融ハブとするため、華光特区(愛国東路、杭州南路付近)、南港特区(南港駅付近)、信義区を「台北金融特区」に指定する方向で検討していることを明らかにした。立法委員からは松山空港付近も対象に含めるべきとの意見も出ている。16日付経済日報などが伝えた。
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 邱副院長は中華民国全国商業総会のフォーラムであいさつし、「上海や韓国も金融特区の建設に取り組んでおり、台湾もそれを急追してアジアの金融センターになる能力がある」と訴えた。

 候補地のうち、華光特区は面積3ヘクタールで現在法務部の宿舎などが立ち並んでいるが、2016年の完成を目指す。南港特区は台鉄操車場で土地取得が容易なことが利点だ。信義区については、内政部が行政院金融監督管理委員会(金管会)に土地を割り当てるなどして金融ハブ機能を強化する。