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職業分類別の平均給与、3倍の差【図表】(トップニュース)/台湾


ニュース その他分野 作成日:2023年6月1日_記事番号:T00109259

職業分類別の平均給与、3倍の差【図表】(トップニュース)/台湾

 労働部が31日発表した2022年7月末時点の工業・サービス業の給与調査によると、台湾の7つの職業大分類で、管理者・監督者は平均月給7万5000元、年収119万5000元で、一般技術者・作業員は月給3万1000元、年収40万7000元と、2~3倍の差があった。1日付自由時報などが報じた。

 調査対象は、工業とサービス業でフルタイムで働く台湾籍と外国籍の被雇用者。農林水産業や公務員、教員などは含まない。

 ここでいう月給は22年7月の経常性給与(賞与、残業手当などを含まない固定的賃金)、年収は21年8月~22年7月の経常性給与と非経常性給与(賞与や残業手当など非固定的賃金)の合計。

パイロット月給28万元

 工業のうち製造業は、▽管理者・監督者、平均月給7万9000元、▽専門職、6万3000元、▽技術者・専門職補助、4万3000元、▽事務補助、3万6000元、▽サービス・販売員、3万6000元、▽機械設備操作・組み立て、3万4000元、▽一般技術者・作業員、3万元──だった。

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 サービス業は、金融・保険業の管理者・監督者が月給11万4000元で最も高かった。宿泊・飲食業の一般技術者・作業員は月給2万8000元で、最も低かった。最低賃金の月給2万6400元と大差がない。

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 職種別では、航空操縦士(パイロット)が月給27万8954元で最も高く、▽アクチュアリー(保険数理士)、18万1921元、▽医師、15万6176元、▽船舶管理人(水先案内人を含む)、12万6776元──と続いた。

製造業が最多

 22年7月末時点の被雇用者数は779万3000人で、うち工業は337万9000人、サービス業は441万3000人だった。

 工業は、製造業が283万2000人で最も多く、次いで建設業が47万7000人だった。

 サービス業は、卸売・小売業が160万3000人で、最も多かった。▽宿泊・飲食業、37万2000人、▽旅行会社などの支援サービス業、37万2000人──などだった。

 

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