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自動車・二輪車
作成日：2008年10月16日_記事番号：T00010930
台湾製300ccの小型車、来年発売へ
排気量わずか300ccの台湾製自動車「ミニカー（Mini car）」が、来年年初に台湾市場で発売される見通しだ。欧州連合（ＥＵ）市場では既に今年３～４月に発売され、これまでに5,000台余りが出荷されている。16日付自由時報が報じた。
「ミニカー」は、四輪バギー（ＡＴＶ）製造の合騏工業（嘉義県義竹工業区）が、欧米の顧客の要望を受けて、１年以上の時間と7,000万台湾元（約２億1,500万円）の費用をかけて開発したものだ。全長170センチメートル、幅147センチ、高さ157センチで、重さは360キログラムにすぎない。日本製のキャブレター以外、部品はすべて台湾製となっている。
最高速度は時速90～100キロメートルで、ガソリン１リットル当たり22キロメートルの走行が可能。色はブルー、レッド、ブラック、シルバーの４種類で、台湾での価格は20万元以下となる見通しだ。道路交通法の改正を受け、高速道路でも走行できるという。
