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海協会トップ訪台、中国側が国旗排除を要求


ニュース 政治 作成日:2008年10月17日_記事番号:T00010943

海協会トップ訪台、中国側が国旗排除を要求

 
 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長による台湾訪問が10月末か11月初めにも実現するとみられる中、過去に行政院大陸委員会主任委員の経歴もある台湾団結聯盟(台聯)の黄昆輝主席は16日、信頼できる情報として、中国側が陳会長の訪問に際し、沿道、ホテルなど視線が及ぶ範囲内に「中華民国国旗」を掲揚しないよう求めてきたことを明らかにした。17日付自由時報が伝えた。
 
 黄主席は台湾側の窓口機関である海峡交流基金会(海基会)が要求を受け入れたかどうかは知らないとしたうえで、馬英九政権に対し、要求を受け入れないように強く求めた。
 
 その上で、黄主席は「馬総統が両岸(中台)は国と国の関係ではないと語ったことから、中国がつけ込んできた」と指摘した。
 
 一方、台聯を離党した頼幸媛・大陸委主任委員は「海協会側からそのような要求はない」と否定した上で、「もしそのような要求があれば決して同意しない」と述べた。