ニュース 運輸 作成日:2023年6月13日_記事番号:T00109468
航空最大手、中華航空(チャイナエアライン)が12日発表した旅客事業の5月売上高は89億7000万台湾元(約410億円)と、前年同月の12倍に増加し、5月として過去最高を更新した。長栄航空(エバー航空)の旅客事業の5月売上高は108億6000万元で前年同月の14倍、過去最高を更新した。アフターコロナの海外旅行需要が旺盛で、中華航空は夏休みシーズンの予約率が80%に上るようだ。13日付経済日報などが報じた。
中華航空の5月連結売上高は144億7000万元で、前月比4.7%減少、前年同月比18.0%増加した。
中華航空は、例年5月はオフシーズンだが、増便が奏効し、第1四半期(1〜3月)の高水準が続いており、今後も楽観していると説明した。
中華航空は、北東アジア線を週140便近く運航しており、特に日本線が力強い回復を見せている。国際線の需要が強く、夏休みシーズンの予約率は既に8割を超えたようだ。
エバー航空の5月連結売上高は157億6000万元で、前月比3.6%増加、前年同月比40.0%増加した。
旅客便数はコロナ前の2019年同月の75%まで回復した。欧州線は週32便、東南アジア線は週140便と、コロナ前を上回った。北米線は週84便で、コロナ前と同水準まで回復した。
夏休みシーズンの予約も順調だ。特に欧米路線が好調で、予約率が70%を超えた。
スターラックスも好調
20年1月に初就航した新規航空会社、星宇航空(スターラックス・エアラインズ)の5月連結売上高は17億900万元で、前月比1.45%増加、前年同月の16倍となり、過去最高を更新した。
中華航空傘下の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)の5月売上高は8億8200万元で、前月比3.5%減少、前年同月の13倍だった。
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