ニュース 食品 作成日:2008年10月17日_記事番号:T00010954
味王の穎川建忠董事長は16日までに、タイでのバイオアルコール生産事業への投資を中止し、投資先をカンボジアに変更する考えを明らかにした。
タイのアルコール工場は既に90%が完成していたが、資金不足で建設が滞り、増資計画も取締役会で否決されたため、出資引き揚げを決定した。投資額は全額回収したという。原料の糖蜜、でんぷんの生産地が遠く、運輸コストがかさむことも撤退理由となった。
一方、カンボジアではタイのKSLグループと合弁で、サトウキビの栽培を行っており、取得用地2万ヘクタールのうち8,000ヘクタールで栽培を開始している。製糖工場の第1期も年内に完成する見通しだ。サトウキビ農園の規模は将来的に44万ヘクタールまで拡大する。
その上で、カンボジアではアルコール、バイオエネルギー、調味料の工場や発電所の建設を見込む。
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