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台中港を大型製品の物流基地に、中鋼が600億元投資


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年10月17日_記事番号:T00010957

台中港を大型製品の物流基地に、中鋼が600億元投資

 
 中国鋼鉄は、台中港の埋め立て地、工業専業区2に熱延鋼板の生産ラインと埠頭(ふとう)2カ所を設置し、グループの大型鉄鋼製品の物流基地として整備する。投資額は約600億台湾元(約1,850億円)。17日付経済日報が報じた。

 中鋼は既に台中港務局に対し「台中港工業専業区2投資企画構想書」を提出した。同計画はBOT(建設・運営・譲渡)方式で、220ヘクタールの用地に、熱延工場と、物流倉庫、埠頭2カ所を建設する。埠頭では石炭や鉄スクラップなどの積み下ろしを行う。工事は2期に分け、1期は2010年着工、13年に完成、2期は12年着工、18年完成の予定だ。

 中鋼の台中港での投資計画は、現在進行中の傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)第2期第1段階高炉拡張計画と、先日環境アセスメントが通過した第2段階計画を中心に、総額2,860億元余りに達している。