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中華電信のルーター入札、凌群など安値落札


ニュース 電子 作成日:2008年10月17日_記事番号:T00010962

中華電信のルーター入札、凌群など安値落札

 
 中華電信は16日、基幹通信網の末端で使用する高機能エッジルーター(HPER)の調達に向けた競争入札を実施し、応札した6社のうち、凌群電脳(シスコム・グループ)と米レッドバック・ネットワークスが落札した。17日付経済日報が伝えた。
 
 不景気による需要後退を受け、メーカー側は大幅な値引きを迫られ、落札額は当初予測を大幅に下回る6億1,980万台湾元(約19億3,000万円)にとどまった。
 
 エッジルーターとは、ユーザーの回線を束ねて基幹通信網に接続する機器で、中華電信は光インターネットやマルチメディア・オン・デマンド(MOD)の顧客増に伴うネットワーク拡充で大口の調達が必要となっている。
 
 同社のMODの契約件数は6月末現在で51万件に達し、前年同期に比べ50%増加している。光インターネットの契約件数も78万件に達した。同社の今年上半期の資本支出は113億元で、前年同期比で16.7%増加した。