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作成日：2008年10月20日_記事番号：T00010974
10・25反政府デモ、陳前総統は「演説しない」
野党民進党は17日、25日に予定している反政府デモの３大テーマ、▽メラミン混入粉ミルク事件に対する中国への賠償請求▽施政失敗に対する馬英九総統への謝罪要求▽内閣改造要求──およびルートを発表した。一方事情に詳しい人物によると、先ごろデモへの参加を表明した陳水扁前総統は「デモ当日は街頭演説を行わない」と自ら表明したという。18日付蘋果日報が報じた。
民進党の発表によるとデモ隊は、▽反悪徳商品▽反一つの中国教育▽反一中市場▽台湾の主権保護▽反無能政府──を訴える５部隊に分かれ、それぞれ台北市頂好商圏、台湾大学校門、中山サッカー場、万華区の艋舺公園、台北県三重中興橋から25日午後３時に出発し、総統府前の凱達格蘭大道（ケタガラン大道）を目指す。
同デモには本土派政党の台湾団結聯盟（台聯）も共同発起人として加わることを承諾したほか、民進党では謝長廷、蘇貞昌、游錫コン（コンは方２つに土）の元主席３氏や李登輝元総統の参加も希望している。
