ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年6月30日_記事番号:T00109762
財政部統計処が29日発表した統計によると、電気自動車(EV)など電動車(乗用車、トラック、バス、バイクなど)の2022年の登録台数は3万5783台で、17年の1628台と比べ22倍に増加した。ガソリン車の登録台数は900万台で、17年比10.3%増だった。財政部は、25年まで自動車税(使用牌照税、ナンバープレート使用税)免除を延長したことで、自家用の電動車が倍増していると分析した。30日付工商時報が報じた。
電動車のうち、自家用乗用車(9人乗り以下)は2万8267台で、前年比95%増加、17年の36倍に増加した。
県市別では、▽台北市、5367台、▽台中市、4268台、▽新北市、3971台、▽桃園市、2869台、▽高雄市、2670台、台南市、2382台、▽新竹県、1587台、▽新竹市、1066台──などだった。新竹県と新竹市は、いずれも初めて1000台を突破した。
台北市、ガソリン車減少
22年のガソリン車の登録台数は900万台で、前年比2.2%増加、17年比10.3%増加した。うち乗用車は687万6000台で、台北市が59万4000台と、4年連続で減少した。
財政部は、台北市は公共交通機関の発達や、環境保護意識の高まりで、09年からガソリン乗用車が減少していると指摘した。
50年の温室効果ガス排出量実質ゼロ(ネットゼロ)実現に向け、国家発展委員会(国発会)が今年3月に発表したロードマップによると、30年に路線バスと公用車の100%電動化、40年に自動車とバイクの新車販売の100%電動化を目指している。
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