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機電業界、省エネ関連事業に参入相次ぐ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年10月20日_記事番号:T00010985

機電業界、省エネ関連事業に参入相次ぐ

 
 機電業界では省エネ関連事業への参入が相次いでいる。このうち、東元電機(TECO)は風量発電事業に力を入れている。20日付工商時報が伝えた。
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 東元電機は米子会社のTECOウエスティングハウスを通じ、米風力発電設備メーカーのコンポジット・テクノロジー・コーポレーション(CTC)と2006年に戦略提携し、テキサス州に風力発電機の工場を開設した。既に生産ライン3本が稼動しており、2010年までの受注を確保している。

 東元電機の劉兆凱董事長は「25年以内に風力発電は最も注目される産業となり、東元にとって最大の成長分野となる」と述べた。

 正峰工業はこのほど、7億8,900万台湾元(24億6,000万円)を投資し、CIGS薄膜太陽電池事業に参入すると発表した。来年第1四半期には生産を開始し、少なくとも年間10億元の売り上げを見込む。

 このほか、自転車部品の川飛工業(ファルコン)は固体水素事業に積極参入しており、国際的な認証機関の数値データを取得した上で、固体水素容器の生産を開始し、年内に黒字転換を目指す。