ニュース 自動車・二輪車 作成日:2023年7月7日_記事番号:T00109885
裕隆日産汽車は6日、日産自動車の輸入セダン「アルティマ」の新モデルを発表した。7月1日に就任した鐘文川・総経理は、新モデルを続々と発表し、市場シェアを上半期(1〜6月)の4.7%から通年で8%まで引き上げると表明した。通年の販売目標は3万台だ。7日付経済日報などが報じた。
新型アルティマは、19インチアルミホイールとマイクロ発光ダイオード(LED)ヘッドライト、新型のVモーショングリルを採用した(日産フェイスブックより)
鐘・総経理は、アルティマは高性能セダンの代表作で、若者に人気だと語った。新モデルの販売価格は139万9000台湾元(約640万円)からで、今年の台湾への割り当て台数は360台。
EVに注力
鐘・総経理は、今年2月に発表したシリーズ方式のハイブリッド(SHEV)機構「e-POWER」搭載の輸入スポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイルe-POWER」は1200台が納車待ちで、メーカーに割り当て拡大を掛け合っていると説明した。 下半期は、▽エクストレイルのディーゼル版、▽コンパクトSUV、キックスのe-POWER版、▽高級車ブランド「インフィニティ」の新モデル2種──を発表する予定だ。
鐘・総経理は、下半期(7〜12月)は新モデル発売と供給台数の改善で、確実に上半期(1〜6月)の販売台数を上回ると語った。
上半期の新車販売台数は、前年比6.7%減の1万956台、シェアは4.7%だった。これまで月1万台以上販売していたコンパクトSUV(CSUV)が深刻な供給不足だった。
昨年通年の新車販売台数は2万5061台、シェアは5.8%だった。
鐘・総経理は、今年通年のシェア8%を達成するため、▽EV、▽販路改革、▽組織のデジタルトランスフォーメーション(DX)──を推進する。
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