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携帯電話メーカー、値下げ圧力強まる


ニュース 電子 作成日:2008年10月20日_記事番号:T00010991

携帯電話メーカー、値下げ圧力強まる

 
 世界的に携帯電話端末の販売競争が激化しており、委託生産先への値下げ圧力が強まると予想される。20日付電子時報が伝えた。

 第3四半期の携帯電話端末の平均小売価格は、ノキアが前四半期を2ユーロ下回る72ユーロ(約9,800円)、ソニーエリクソンは同7ユーロ下回る109ユーロにとどまった。このため、ノキア第3四半期に28%の減益を記録。ソニーエリクソンは四半期ベースでは5年ぶりに赤字を計上した。当面は今週予定されるサムスン電子など韓国メーカーの業績発表に注目が集まる。

 台湾の携帯電話受託生産メーカーは、主にモトローラ、ソニーエリクソン、LG電子から受注しており、このうちモトローラとソニーエリクソンは赤字に転落している。このため、値下げ圧力が強まるのは必至で、台湾メーカーの業績にも影響が懸念される。