ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新普、来年の出荷5割増へ


ニュース 電子 作成日:2008年10月20日_記事番号:T00010992

新普、来年の出荷5割増へ

 
 ノートパソコン(ノートPC)用バッテリー大手、新普科技(シンプロ・テクノロジー)の宋福祥董事長は19日、中国・江蘇省常熟工場の生産拡張により、来年の出荷量は3,500万~4,000万セットが見込め、今年(2,300万セット)から50%増となるという見通しを語った。2010年には5,000万セットまで拡大させる考えだ。20日付工商時報が報じた。

 常熟の2期工場は今月から試験生産に入った段階で、上海地区の賃金上昇を受けて、来年3月に上海松江工場の生産ラインをすべて常熟に移設する計画だ。

 宋董事長は、「仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)や緯創資通(ウィストロン)などはベトナムでの生産強化を検討しているが、現地の混乱で遅れている。現段階では中国が最良の生産拠点で、常熟は上海、蘇州、昆山の各ノートPC生産拠点の中間に位置し、3本の高速道路が通る利便性から、同地での生産に注力することを決めた」と語っている。