明基電通（ＢｅｎＱ）中国営業本部の洪漢青総経理は、11月下旬に同社初となる低価格ノートパソコン（ネットブック）、「Joybook Lite」を中国、香港、台湾市場に投入することを明らかにした。これにより、中国市場での来年のノートＰＣ出荷台数を今年比2.5倍の50万台まで引き上げたい考えだ。20日付経済日報が報じた。
洪総経理は、来年は同社のノートＰＣ販売台数の半分を「Joybook Lite」が占めると予想。２年以内にノートＰＣの中国市場でのシェアを５％まで拡大したいと語った。報道によると、「Joybook Lite」の販売価格は499～549米ドルになるようだ。
中国市場ではこのほか、▽プロジェクターと液晶モニター、シェア首位▽デジタルカメラ、シェア10％（２年以内）▽日系ブランドがシェア60％を占める液晶テレビ、シェア５％──を目指している。
