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外食最大手の王品、週1店ペースで出店へ【図表】(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2023年7月13日_記事番号:T00109985

外食最大手の王品、週1店ペースで出店へ【図表】(トップニュース)/台湾

 レストランチェーン最大手、王品集団は、今年は既に45店の出店計画を決定しており、第3四半期(7〜9月)に10店をオープンする予定だ。年内は週1店ペースの出店を目指しており、不動産物件所有者に対し、適当な物件があれば直接連絡してほしいと、異例の呼び掛けを行った。13日付工商時報などが報じた。

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 今年の出店計画45店のうち、既に18店の店舗が完成した。6月は、新ブランドの韓国料理「初瓦」2号店を含む7店をオープンした。7月中旬には、高級鍋料理の新ブランド「旬嚐」を台北市でプレオープンし、8月にオープンする予定だ。

 王品集団はコロナ禍でも出店を進め、台湾で現在、25ブランド、317店を営業している。鍋料理の「聚日式鍋物」、「石二鍋」、「12 MINI」や、▽焼き肉レストラン「原焼」、▽ステーキハウス「王品牛排」、▽ローストダック「享鴨」、▽シンガポール料理の「莆田(PUTIEN)」──など幅広い。店舗の広さは20〜150坪までさまざまだ。

 王品集団は、同業他社をリードしているのは、成果を従業員に分配しているからだと説明した。飲食業界で初めて、年3回の昇給制度を設け、昨年は4300人が平均6%、最高18%昇給したと指摘した。

 管理職以外の従業員の22年平均年収は66万3000台湾元(約300万円)だった。観光・飲食業の上場企業で最高だった。

6月4割増収

 王品集団が10日発表した6月の連結売上高は、前月比6.9%減、前年同月比39.6%増の17億2800万元で、同月として過去最高を更新した。

 うち、台湾事業は前年同月比47.9%増の13億2000万元で、12カ月連続で同月として過去最高を更新した。中国事業は18.0%増の4億1000万元だった。

 第2四半期(4〜6月)の連結売上高は、前年同期比52.8%増の53億6000万元だった。上半期(1〜6月)の連結売上高は、前年同期比33.9%増の109億9500万元で、同期として過去最高を更新した。

 

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