ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

富邦金と日盛金、合併で合意か


ニュース 金融 作成日:2008年10月21日_記事番号:T00011011

富邦金と日盛金、合併で合意か

 
 21日付工商時報によると、富邦金融控股と日盛金融控股が合併に合意し、月末にも正式決定するもようだ。双方の董事会で承認を得た場合、金融持ち株会社が現行の14社体制になってから初の合併となり、第3次金融改革の幕開けとなるとみられる。

 富邦金の蔡明忠董事長と日盛金の陳国和董事長は10月中旬以前に数回にわたって協議を行い、既に行政院金融監督管理委員会(金管会)に合併の詳細について報告を行ったとされる。合併は株式交換を通じて行い、日盛金が帳簿上40億台湾元(約125億円)の負債を抱えていることから、現段階で富邦金1株に対し、日盛金3.5~4.5株の交換比率が検討されている。しかし富邦金はこれについて、「ノーコメント」としている。

 富邦金は20日にはING安泰人寿保険の買収を発表しており、日盛金との合併も含め、民間金融持ち株会社で首位を狙う動きと工商時報は報じている。