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車両研究測定センター、自動駐車システムを開発


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年10月21日_記事番号:T00011019

車両研究測定センター、自動駐車システムを開発

 
 車両研究測定センターはこのほど、自動車を自動で駐車位置に停車させる「先進駐車支援システム(APGS)」の開発に成功した。同センターは華創車電、徽昌電子(ウェトロン・エレクトロニクス)、丞信電子(ビーコム・エレクトロニクス)、台全電機など自動車部品メーカーと産業連盟を結成し、2010年までに商品化を目指す。当初は裕隆汽車の独自モデル「LUXGEN(納智捷)」への搭載を目指す。21日付経済日報が伝えた。

 新技術は車庫入れや縦列駐車が不得意なドライバーの悩みを解決するもので、自動車需要の喚起にもつながると期待されている。

 新技術は超音波と映像認識技術で、車の周囲にある障害物を認識し、運転者に代わり適当な駐車スペースを探し出す。その上で、運転者が駐車指示を出せば、ハンドルから手を離したままでも全自動で駐車が完了する。

 同様の技術は日本のアイシン精機、仏バレオ、独ボシュなどが開発しており、市場調査会社のストラテジー・アナリスティクスは2010年にはAPGSを搭載した乗用車の需要が1,500万台に達すると試算している。