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康師傅控股、経営者が世代交代へ


ニュース 食品 作成日:2008年10月21日_記事番号:T00011020

康師傅控股、経営者が世代交代へ

 
 即席めん大手、康師傅控股の魏応州董事長は20日、5年以内に辞任する方針を表明し、息子の魏宏名、魏宏丞の両氏を副董事長に就任させた上で、10年以内に経営者の世代交代を完了する考えを示した。21日付経済日報が伝えた。

 魏董事長は天津本社で同紙の取材に対し、世代交代計画を初めて明かした。魏董事長は「企業の経営権引き継ぎは事前に準備を進めなければならない。一気にバトンを渡したのでは、後継者のプレッシャーが大きすぎる」として、時間をかけて世代交代を進める考えを示した。

 魏董事長は康師傅控股と康師傅飲品の董事長と最高経営責任者(CEO)を兼任しているが、今後は董事長ポストを2人の息子のいずれかに譲り、CEOには別の人選を考えているという。魏董事長には息子が3人おり、長男の魏宏名氏が康師傅集団の幹部を務めているほか、三男の魏宏丞氏は提携先のアサヒビールで経験を積んでいる。次男は別途起業しているため、後継者は長男と三男の2人となる。