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メラミン被害、「中台協議で賠償請求」


ニュース 食品 作成日:2008年10月21日_記事番号:T00011021

メラミン被害、「中台協議で賠償請求」

 
 行政院消費者保護委員会(消保会)主任委員を兼任する邱正雄・行政院副院長は20日、メラミン混入粉ミルク事件に続いて、中国から輸入された膨張剤の炭酸水素アンモニウムからも高濃度のメラミンが検出されたこと受けて、陳雲林海峡両岸関係協会(海協会、中国)が来台した際に、同機関を通じて中国側に損害賠償を求める考えを示した。21日付工商時報が報じた。

 メラミンが検出された炭酸水素アンモニウムについては、追跡調査の結果、炭酸水素アンモニウム200トン以上の流通先が依然特定できていないという。

 衛生署はこれまで80種類以上のスナック菓子および20種類以上のパンに対し検査を行いすべて合格だったとしているが、邱副院長は「(炭酸水素アンモニウムの流通先との観測が出た)油条(中国式の揚げパン)は今でも食べているが、食後にたくさん水を飲む」と話し、「自衛手段を取るのが最善だ」と強調した。