ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新光金の80億元増資、第一生命が引き受け


ニュース 金融 作成日:2008年10月22日_記事番号:T00011041

新光金の80億元増資、第一生命が引き受け

 
 新光金融控股が21日決定した80億台湾元(約250億円)の資金調達案は、第一生命保険が引き受け先となり、年内に実施される予定だ。これにより、第一生命による新光金の持ち株比率は5.99%から14.9%に引き上げられる。22日付工商時報などが報じた。

 新光金の許澎総経理によると、第一生命による新光金の新株取得は、日本の規定では15%以上の出資には届け出が必要となるためそれ以下に抑え、残りの出資金は新光人寿保険の優先株取得に充てる考えだ。これにより、新光人寿のリスクベース自己資本比率(RBC)は250%以上まで引き上げられ、資本力が大幅に強化される。

 新光集団と第一生命は、人材交流や再保険取引などで40年以上の提携関係がある。2006年には第一生命による新光金への70億元(持ち株比率5%)出資により資本提携し、その後第一生命が職員を新光人寿に派遣し、日系企業の団体保険を担当する業務提携も行っている。