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中華電信、MOD契約目標を下方修正


ニュース 電子 作成日:2008年10月22日_記事番号:T00011052

中華電信、MOD契約目標を下方修正

 
 中華電信は21日、マルチメディア・オン・デマンド(MOD)サービスの年内の目標契約件数をこれまでの80万件から70万件へと下方修正した。22日付経済日報が伝えた。

 同社は当初、年内に100万件の契約達成を見込んでいたが、先ごろ80万件に下方修正していた。北京五輪を追い風に新規契約を獲得した一方で、既存顧客の流出が相次ぎ、目標達成は困難と判断したためだ。

 中華電信は顧客流出の原因について、初期の契約顧客がコンテンツ内容を十分に理解していなかった点を挙げた。顧客流出は毎月3万~4万件に上るという。同社は、「IPテレビの普及にはさらに努力が必要なことを示している」と厳しい受け止め方だ。

 一方、MOD契約1件当たりの平均月額料金収入は9月時点で105台湾元(約320円)まで伸びており、同社はコンテンツの充実が図れれば、料金収入の伸びが期待できるとしている。MODの配信チャンネル数は現在82だが、年内に100まで拡充したい構えだ。