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作成日:2008年10月22日_記事番号:T00011053
9月の携帯販売額シェア、LGがモトローラ抜く
台湾LG電子は、9月の携帯電話販売額シェアが6.1%となり、初めてモトローラを抜いて5位以内に入った。低価格の第3世代(3G)機種が好調だったためだと白明源・台湾LG董事長は分析している。22日付工商時報などが報じた。
一方LGは、販売台数ではシェアを6.7%まで伸ばしたが5位にとどまり、4位のモトローラ(7.4%)を追い抜くことはできなかった。
21日に若者向け新型携帯電話、「Ice Cream KF350(中国語名、冰淇淋機)」を発売した台湾LGの陳川原総経理は、年内にさらに新機種5種を発売し、通年販売台数を60万~65万台とする目標を示した。タッチパネルタイプ3機種のほか、本体価格6,000台湾元(約1万8,400円)前後の第3世代(3G)ローエンド機種と、同社がアジア・太平洋エリアでシェア20%を誇る「CDMA-2000」搭載のミドルエンド機種となる予定だ。
2社以外の9月の販売額シェアは、▽1位ソニーエリクソン、31.2%▽2位ノキア、29.4%▽3位宏達国際電子(HTC)、7.1%──で、販売台数シェアは、▽1位ノキア、31%▽2位ソニーエリクソン、23%▽3位サムスン電子、18%──だった。