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1〜8月給与上昇率、過去28年で最悪


ニュース その他分野 作成日:2008年10月23日_記事番号:T00011065

1〜8月給与上昇率、過去28年で最悪

 
 今年1~8月の実質経常性給与(経常性給与からインフレ率を差し引いた数値)の平均額は3万3,953台湾元(約10万360円)と過去9年で最低、前年同期比の成長率はマイナス3.01%で1980年の調査開始以来最低の数字となった。 行政院主計処の発表として23日付自由時報などが伝えた。
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 平均経常性給与(ボーナスなどの特別賞与を含まず)の平均値は3万7,046元で前年比1.08%増だったが、消費者物価指数が同時期に4.23%増と高い成長率をみせたことにより、消費者の購買力が減退していることが明らかになった。

 実質平均給与は過去6年で最低の4万3,320元(同2.77%減)だった。このほか、ボーナスなどを含めた平均給与は4万7,266元(前年比1.33%増)で、主計処は、域内景気の後退で企業のボーナスも減額されているため、成長率が小幅にとどまったと分析している。