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石油・化学
作成日：2008年10月23日_記事番号：T00011076
中油の10月エチレン価格、実質900米ドル引き下げ
台湾中油は、10月の製品価格について、エチレンを前月から４割程度引き下げて900米ドル程度に、プロピレンを同じく約23％値下げして約1,000米ドルにするとした。23日付経済日報が伝えた。
中油は今回の値下げについて、中油が調達するナフサ原料コストを基準に、その他費用を加えて算出する方式に、価格設定の計算方式を変更したためと説明している。10月のナフサ価格は、月初の770米ドルから470米ドルまで値下がりしている。
中油によると、これまで石化基本原料の契約価格は、欧州、米国、韓国での契約価格と、アジアでのスポット価格の４つの要素から算出していたが、先日の台湾区石油化学工業同業公会（石化公会）からの値下げ要求に応じて、計算方式を変更したという。
