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作成日：2008年10月23日_記事番号：T00011082
アップルもネットブック発売へ、広達に恩恵期待
景気見通しが悪化し、低価格ノートパソコン（ネットブック）のみが好調を維持する中、アップルも11月にネットブックを発売し、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）が生産を受託するという観測が出ている。23日付工商時報が報じた。
従来高級路線を貫いてきたアップルは、先週初めて１万米ドルを切るノートパソコン（ノートＰＣ）「MacBook」（米国での販売価格999米ドル）を発表し、低価格市場での商機獲得への意欲を見せた。その際ネットブックも同時に発表されるという観測もあったが、これは実現しなかった。
しかし台湾の部品メーカーによると、既にアップルから10インチディスプレイ機種関連の注文を受けており、11月に出荷する予定となっているといい、同社のネットブック参入はほぼ確実なようだ。
市場では、ネットブック参入により来年アップルのノートＰＣ出荷台数は、今年予想される650万台から大きく成長し、初めて1,000万台を超えると予想している。
