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BenQ、携帯シェアで10位圏外に


ニュース 電子 作成日:2008年10月23日_記事番号:T00011085

BenQ、携帯シェアで10位圏外に

 
 最新の携帯電話市場調査によると、9月の販売台数シェアで、明基電通(BenQ)が前月の9位から13位へと順位を下げ、トップ10圏外に転落したことが分かった。新機種投入がなかったことが要因とみられる。また台湾ブランドのシェアは同月、いずれも小幅な低下を見せており、宏達国際電子(HTC)のスマートフォン「ダイヤモンド」も、8月は2機種でシェア1%を超えたものの9月はこれを割った。23日付経済日報が報じた。

 通信業者と受注台数を協議した上で新機種を発売する「精鋭戦略」を採っている明基は現在、「EE55」、「E53」、「C30」の3機種を主力とする。9月は、7月に発売した3G(第3世代)携帯「EE55」の販売台数がまずまずの成長を見せたものの、新機種の発売効果を欠いたため、全体としては8月の1.1%から0.72%までシェアを下げた。

 9月の台湾市場における携帯電話販売台数は前年比1.7%減の61万1,600台で、夏休みシーズンだった8月に比べ3.15%の減少となった。販売額も19億9,600万台湾元(約59億円)と20億元を切り、前月比8.26%、前年比では22.45%の減少となった。

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