９月の工業生産指数は前年同月比1.39％下落の107.09ポイントで、製造業生産指数は1.13％下落の108.10ポイントだった。春節（旧正月）に当たった昨年２月を除くと、共に2007年１月以来の減少に転じたことになる。経済部統計処の最新統計として、24日付経済日報などが報じた。
なお、第１～３四半期の前年度比成長率平均は6.23％（工業）、6.85％（製造業）だった。
黄吉実統計長は、経済成長との関係が強いとされる両指数の下落を受けて、今年通年の経済成長率予測（4.3％）を再度下方修正するかについては、11月に決定するという考えを示した。
黄統計長はまた、製造業生産指数は、世界的な不況が続いていることに加え昨年高い数値を記録していることから、「第４四半期もマイナス成長が続く可能性が高い」と予測している。
